久井町内の旧8か村が合同して,毎年7月,八重垣神社の例祭日に奉納させるものである。行事は武士行列・杖使い・おどり・獅子舞等の約140人からなり,大永4年(1524),江木高根城主山名氏がこの神社に参詣したとき,領民が奉納したことに由来するという。杖使いは雨乞い・虫送りのおどりで,子どもたち約40人が頭にシャグマをつけ,色紙をかざった竹棒を手にして円陣を作り,太鼓・鉦(かね)・ほら貝に合わせて「トンカラ」と「チャンカカ」の二種の踊りをおどる。踊り子は風流笠をかむり,小鼓をたたきながら,道びき,いさご,つぼね,花のおどり,宮島,なぞかけ,龍王,船節,引きあげなどの九種を大太鼓・鉦・ほら貝に合わせておどる。獅子舞には,ひょうきんじじいが伴い,ひょっとこ面をかぶり,ささらと陽物を持ってもどき役をなす。
旧6月望(もち)の日を中心に行われ,御霊会(ごりょうえ)の信仰にともなった踊りで古い形式を残すものと思われる。
空がとても青かったので空を入れて撮影。
太鼓を中心に円になってゆっくりと踊ります。
顔を隠して踊るんですね。
激しい踊りではないですが、じっと見てしまいました。
ドアップにて撮影。
鬼なのかどうか、わかりませんが、子供はおお泣きですw
NIKON D3000 on 2010.07.18 09:21 (35mm, 1/2000 @ ƒ/1.8 ISO100)